フィオラノ ソフトウェア ジャパン ブログ
    Twitter
  • Facebook
  • Google+

メッセージング再入門 (後編) — イベント駆動と非同期メッセージング —

messaging

1.3 イベント駆動によるアプリケーション

1.3.1 イベント駆動と非同期メッセージング

現実世界の業務処理では、”何らかの事象 (イベント) が発生するとそれに応じた業務処理が実行される” というケースが数多くあります。例えば、イベントには次のようなものがあります。

  • 倉庫に部品が入庫した
  • 製造ラインで不良品を検出した
  • 株価が変化した
  • 新規顧客がデータベースに登録された
  • 在庫数が閾値を超えた
  • POS 端末で特定商品の売上げを検出した

今回は、イベント駆動によるアプリケーション実行とメッセージングとの関係について考察します。

メッセージング再入門 (前篇) — JMS を使用することの意味 —

messaging

1. メッセージングとは

“メッセージング” という言葉は、コンピュータの世界のさまざまな場面で広く使われています。例えば、OS のコンセプトを説明する場面や e-メール システムを説明する場合にも使われています。

ここで説明するメッセージングとは、JMS におけるメッセージングを指し、アプリケーション間の非同期通信 を説明する言葉として用いています。

また、”メッセージ” とは、非同期に送受信される情報データ、リクエスト、レポート、イベントなどを指し、人間ではなくアプリケーション ソフトウェアによってコンシューム (受信、処理) されるものを指してしています。

今回は、JMS をメッセージングのプロトコルとして使用することの意味について考察します。